little notes from jiro of kikkake

日報

冷やし麺

若い頃、そうめんや冷やし中華、
ざるそばみたいな冷たい麺料理は、
嫌いじゃないんだけど、
なんだか食べた気がしなかった。

サラダというか、副菜というか。

ざるそばだったら天ぷらも食べたいし、
冷やし中華にいたっては、
メインはラーメンが食べたい、
くらいに思っていた。

時が経ち、今になって思う。
あの頃の僕は、どうかしていた。

冷たい麺類、とても美味しい。
暑さで食欲が落ちた時でも、
冷たくて、ツルッとしたのどごしの麺は、
気持ちよく食べられる。

柑橘を添えた爽やかな香りや、
ほどよい酸味も、
この季節にはちょうどいい。

最近のお気に入りは、
行きつけの中華屋さんの
「冷やしねぎそば」。

再現しようと何度か作ってみたけれど、
何かが、もう少しだけ違う気がする。

夏が終わるまでには、
答えを見つけるのが目標。

また近いうちに、
答え合わせをしに食べに行こうと思う。
 
 
冷やし麺

夏の音

今日から学生は夏休みらしい。

ずっと涼しかった今年の夏も、
いきなり本領発揮。
びっくりするほど暑い。

「音で季節を感じられるのは、
夏だけなんだよ。」

そんな話をどこかで聞いて、
確かにそうだなと思った。

セミの鳴き声、
甲子園のサイレン、
風鈴、花火、波の音、
どこからか聞こえてくる祭りのお囃子。

なんで夏だけ、
こんなに音と結びつくんだろう。
生き物が活発だからか。
窓を開けることが多いからか。
冬の静けさへの対比なのか。
どれもあるんだろうな。

ふと、料理の音ってどんなものがあるかなと
考えてみた。

「トントン、トントン。」
包丁の音。

「ジュー。」
フライパンの音。

「パチパチ。」
熱々の鉄板。

「パリッ、サクッ。」
食べた時の音。

ちょっと考えただけでも、
いろいろ出てきた。

音って、何かを感じる上で
とても大切なんだなとあらためて思う。

「季節を音で感じられるのは
夏だけなんだって。」
と撮影担当コネギに話したところ、
「秋のコオロギは?」
と言われた。

細かいことは、いいじゃない。
 
 
夏の音

おもてなし、その後

先日書いた、
お客さんを含めて8人でのご飯会。
無事に終えることができた。

品数は全部で8品。
半分は事前に作り置きできるものにしておいたけれども、
いやぁ、想像していた以上に余裕がなかった。

みんなが美味しそうに食べてくれているか、
なんてことを確認する余裕はまったくなく、
作り置きしていた料理は
あっという間になくなってしまい、
焦りながら次の料理を作る、の繰り返し。

結構待たせてしまった時間もあった。
お店じゃないし、
みんなでのんびり話していたので、
きっと大丈夫だったとは思うけれども、
飲食店って、本当にすごいなと
あらためて尊敬した。

出す料理が決まっているだけでも
こんなに大変なのに、
毎日仕込みをして、
どの料理でも何も見ずに作れて、
どのテーブルに、どの順番で出すかまで考えながら
料理を作っている。

想像できないくらい大変なんだろうな。
作っている時は
そんなことを考える余裕もなく、
一生懸命料理を作っていたので、
おしゃべりにも
あまり参加できなかった。

料理を作ることばかり考えていたけれど、
おもてなしって、
料理だけじゃないんだな。

次はもう少しだけ、
みんなと話す時間も作れるようにしたい。

おもてなし、その後

おもてなし

本日、昔なじみの人たちを
6人招いてのご飯会がある。
僕と撮影担当コネギを含めて、全部で8人。

8人分のご飯を作るのは初めて。
飲食店で働いたこともないので、
人生で一番多い人数だと思う。

まず、お箸がない。スプーンもない。
汁物を出そうと思ったら、
お椀も足りない。

そんなところから、
バタバタと準備をしながら、
今日まで楽しくやってきた。

お客さんが来てからでは
到底間に合いそうもないので、
午前中から
いろいろと仕込みをしておかないと。

事前に仕込みをすることなんて
普段はほとんどないので、
ちょっとだけ料理人っぽい気分になっている。

ゆで卵を作るだけでも8個。
串揚げを作るとして、
一人5本なら……40本!

数字にすると、
急に大仕事な気がしてきた。

ちゃんとお迎えできるかな。
まあ、みんなで美味しく食べられたら、
それで大成功ということで。
 
 
おもてなし

三人前の壁

パスタと炒飯が特になのだけれども、
二人分までは普通に美味しく作れる。
ところが、二人分を超えると途端に難しくなる。

自分の中では、
二人前と三人前の間に大きな壁がある感じ。

先日、いつもより少し多めの
250gのパスタで作ってみたところ、
途端に難しくなって、
味がぼんやりした仕上がりになってしまった。

自分なりに理由を考えてみた。

【その1】フライパンに収まっていない。
家のフライパンの大きさだと、
いっぱいになってしまうので、
混ぜるにも、ソースを絡めるにも時間がかかる。

【その2】冷めてしまう。
これもその1と同じような理由だけれども、
何をするにも時間がかかるので、
食べるまでに冷めたり、
麺が少し伸びてしまったりする。

【その3】味付け。
一人前を単純に三倍したからといって、
同じ味になるわけではない。

ということまではわかっているけれど、
どのくらい調整すればいいのかまでは、
まだよくわかっていない。

【その4】作り慣れていない。
三人前以上を一度に作る機会自体が少ないので、
単純に経験不足。

あらためて考えてみると、
四人前ならフライパンに収まらないので、
潔く二人前を二回作ると思う。
だから一番難しいのは、三人前なのかも。

三人前って、
人数は一人しか増えていないのに、
難しさは一段階高くなる。

料理って不思議。楽しいー。
 
 
三人前の壁

眠い

今週は曜日感覚が少しズレていた気がする。
あっという間に金曜日になったような、
長かったような。なんだか毎日眠い。

なぜなのかはわかっている。
サッカーワールドカップ日本対ブラジル戦を
月曜の26時から観たから。

事前に少しだけ寝て、
目覚ましで26時に起きて観た試合は、
本当に素晴らしく、最後まで目が離せなかった。

1対1のまま後半も終盤。
延長戦、PK戦もありそうな展開になり、
気がつけば28時(朝4時)。

「あぁ、このまま延長になったら
今日はもう寝られないかもな。」

そう思った矢先に、
ブラジルにゴールを決められ、
そのまま試合終了。

選手たちが泣いている姿を見ていたら、
悔しさと興奮が入り混じって、
テレビを消してもなかなか眠れなかった。

結局、寝たのか寝ていないのかわからないまま
火曜日が始まり、その疲れを、
今日まで少し引きずっている。

応援していただけの僕でもこうなのだから、
ピッチで90分以上戦った選手たちは、
どれほどの疲労だったのだろう。ほんと尊敬。

26時に起きてでも観たいと思えるものって
オリンピックとワールドカップくらいかなー。
スポーツって凄いコンテンツだ。
 
 
眠い